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「お盆」の語源

お盆と言う言葉は梵語のウラバンナを音訳した言葉です。ウラバンナとは倒懸「とうけん」(逆さに吊り下げる苦しみ)と言う意味で、亡き先祖がもしもその様な苦しみの世界に居られるならば、その苦しみを救う為に功徳を積む供養が盂蘭盆会です。

お盆は何時から

お盆の始まりには数多くの説が有り、関東方面は七月一日からとされ、残りの地方では八月一日からとされている所が多いですね。これらは新暦、旧暦による違いであって意味合いは同じです。特にお盆の始まりを釜蓋朔日(かまぶたついたち)釜蓋あき(かまぶたあき)すなわち「地獄の釜のふたがあく日」としており、昔はこの日からお盆が始まると言われて居りました。
よく世間で言う「七夕盆」とは、七月七日の事でお盆と七夕は関連が深く、七夕盆を盆はじめとし、お墓や佛具を磨きはじめる地方が多々有ります。又、七夕の笹竹を川に流す「七夕送り」もお盆の精霊流しに良く似ていて、同じ意味合いを示します。