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「壇信徒の話」
待ちに待った四国巡礼が始まった。思い立ったいきさつは、戦後復興のために働かなければならない状況下の環境で育ったことから、自然と身についてしまった働く事が誉れであり、又生き甲斐だ。会社に社会に貢献する。そのような社会から今離れて、次の人生(家庭)設計を考えたときに何をするべきなのか。今まで家のことは家内に任せきりにしてきた。これからは一緒に歩みながら母ちゃんに恩返しの出来ることから始めよう。
これには足腰の自由のきくときに四国を巡っておこう。父、母も連れて・・・と思っているときに、佛光院さんのお誘いに巡り会ったわけです。
さあ出発だ。なんば、梅田から皆さんと合流し大型バスで、四泊五日で第一番から第二十八番札所までの予定。明石大橋、鳴門大橋を渡って一路阿波の第一番霊場「霊山寺」へ。 必需品をそろえ、白衣を着たときの身と心の引き締まりを感じながら、住職の芳村超全師さんの巡礼にあたる作法、心構え、注意事項の授戒を受ける。