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1200年前に日本に天台宗を伝えた伝教大師最澄上人が、平安京の鬼門鎮護のために建立された比叡山寺に始まり、一千七百町歩(1700ヘクタール)の寺域を持ち東塔・西塔・横川の三塔十六谷に分かれ点在する堂塔霊域の全てをさして「延暦寺」と言います。
鎌倉時代には、浄土宗の法然・浄土真宗の親鸞・臨済宗の栄西・曹洞宗の道元・日蓮宗の日蓮などの日本佛教各宗派の御開祖様となった高僧を世に送り出した修行の根本道場です。
また、延暦寺はユネスコ(国際連合教育科学文化機関)で採択された世界文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づき「古都京都の文化財(京都市・宇治市・大津市)」のひとつとして世界遺産リストに登録されています。
この事は、世界的に保護していく価値のある文化遺産として特に優れて普遍的価値のあることが国際的に認められている事をあらわします。