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仁和寺の歴史は第五十八代光孝天皇により、「西山御願寺」を建立されたことに始まります。しかし天皇はその工事なかばで崩御せられ、次の宇多天皇が御意志を継ぎ、仁和四年に完成されました。先帝の「仁和」の年号を寺号とし、大内山の南麓に位置することから、大内山仁和寺と呼ばれるようになりました。その後、宇多天皇が出家して門跡となり、高貴な僧が住む僧坊を「御室」と言うことより、「御室御所」と呼ばれるようになりました。現在では仁和寺周辺の地名となっています。
仁和寺の創建者。藤原氏独占を改め天皇の親政を行い、改革を行う。菅原道真の登用、遣唐使の廃止が有名。その後、醍醐天皇に譲位し、出家。宇多法皇となられた後も、宮中に権力を残して風流な生活を送った。ただ、忠実に仕えた道真を藤原時平のクーデターより大宰府へ左遷されるのを止めることができませんでした。