本堂は何度も焼失しており、現在の本堂は1958年(昭和33年)に再興された。京都の清水の舞台を思わせる舞台造り(懸け造り)で朱の欄干が美しい。本堂正面に掲げられている扁額中央には「毘沙門天王」とあり両脇を金色に輝くムカデが彫られている。百足(ムカデ)は毘沙門天の使者で本堂の欄間等でも見ることができる。 本堂内陣には奥秘仏、中秘仏、そしてその前にお前立ちと、三体の毘沙門天がご本尊様として安置されています。中秘仏はお正月など、 奥秘仏は寅年の お正月など特別な日 に 開扉されます。