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名神高速・京都南インターチェンジを降りて1号線を真北に約3km走ると東寺の大きな五重塔が見えます。
この東寺は、延暦13年(794年)桓武天皇が都を平安京に遷都された時、羅城門の東西にそれぞれ東寺、西寺を置かれました。その後、弘仁14年(823年)に弘法大師空海が真言密教の修行道場の高野山とは別に嵯峨天皇より真言密教の根本道場とする為拝領されました。
大師50歳のときでした。拝領された当初は金堂のほか僧侶が生活する為の僧房があるのみだったようですが翌年に大師が東寺を整備する造東寺別当(東寺を整備する責任者)に任命され講堂等を整備していかれました。 現在は、羅城門、西寺はなく東寺のみが教王護国寺として残っています。