準備中です
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住 職

饗庭氏


住 職
饗庭氏


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饗庭氏


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饗庭氏





饗庭さんのように職人さんだけでなさっている所は他にも京都には沢山ございますか。
残念ながら私どもだけです。時代と共にうちわの素材がプラスチックになり、中国製にもなりで、気がつくと技術の種も絶えてしまったという具合なんです。
やはりそうですか。
私どもはたまたまお仕えしている所がしっかりしていて現在までしています。また、材料方が弱ってきているのも原因の一つです。
材料方が弱ってきているというのは竹などが少なくなってきているということでしょうか。
いえ、そうではありません。加工の段階で少し力仕事になるのですが・・・。ではうちわの作成過程に沿って材料方のこともお話いたします。
お願いします。
京うちわは大きく「うちわ骨加工」「うちわ紙加飾」「裏張り加工」「仕上げ加工」の4つの行程で作られます。まず、骨作りですがまっすぐな骨にするため節をさけて竹を輪切りにします。青い皮の部分は除き2枚分の骨をとります。幅と厚さを揃えた物の上端1、2pの部分に切り込みを入れます。これを『きざみ』と呼んでいます。