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四度加行を終えて
これで最後は伝法灌頂を残すのみとなりました。この儀式は、その昔唐の国でお大師様が、恵果阿闍梨からお受けになった事を今日に受け継いでいるもので、真言宗の僧侶であれば一生に一度必ず受ける大変重要な儀式です。
この伝法灌頂の儀式を、高野山に在る大本山寶壽院というお寺で十月の二十七日と二十八日の二日をかけて受けることとなりました。二十七日は翌日に使う水(閼伽水・アカスイと言います)を井戸から汲み上げる為に、夕方の四時にお寺に行き、お勤めの中、井戸から閼伽水を汲み上げました。次の日は朝の八時から夜の八時までまる一日をかけて、大阿闍梨様より伝法灌頂を受け、やっと私は阿闍梨となることが出来ました。
しかし、僧侶としてはようやくスタートラインに立てたというところであります。まだまだ勉強をしなければなりませんし、皆さんから教わることもたくさんあると思います。これからも、もっともっと精進努力して良い僧侶になって行きたいと考えておりますので、宜しくお願いいたします。
最後に今回、修行に行く機会を与えて下さった住職を始めお寺の皆様方、家族の者、そして一緒に修行した仲間たちに心から感謝いたします。 ありがとうございました。  
 

                                 合   掌