準備中です
参道は800メートルだそうですが険しく、登口から山門までの間が急坂なために足の痛い人には辛い所です。国道33号線の三坂峠を上り下りして、四十六番浄瑠璃寺、四十七番八坂寺を打って番外霊場文殊院へ、衛門三郎の菩薩寺で私宅跡ということです。札始大師堂、ここから札を打つという言葉が始まったそうです。ここを礼拝して、四十八番西林寺、四十九番浄土寺、五十番繁多寺、そして門前に土産物店が軒を並べる五十一番石手寺を巡拝して道跡に入ります。雨の出発です。リュックを背負い、雨具を着用したへんろにとっては汗との戦いです。一遍上人御誕生古墳の番外霊場宝厳寺から、山頭火の草庵を訪ねて五十二番円明寺へ、おかげさまでやっと無事に辿り着くことができました。境内にマリア像を彫った「キリシタン石塔」の墓標がありました。
今回を振り返りますと、この九月の「菩薩の道」は六・七・八月と全く歩かなかったということもあり、初日からの30数キロ歩行の連日、そしてあまりの残暑の厳しさに食欲もなく、足もパンパンに腫れてひどい疲れの毎日に、今回は最後の五十三番まで歩く自信がなくなっていました。今日で最後、明日は帰ろうと、苦しくなると考えることは帰ることばかりでしたが、ここで打ち切るということは頑張ると同じぐらいに、いやそれ以上に勇気のいることでした。朝になると朝顔の爽やかさに出会い、今日も頑張ろうという気になります。