準備中です
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饗庭氏



住 職

饗庭氏

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住 職
このきざみを入れた物を今度は手で揉みます。繊維に沿って揉み割っていくんです。この『もみ』を職人自身ですると手が荒れるといいますか、その次の繊細な仕事がしにくい手になってしまいます。
割る方は割る方、仕上げをする方は仕上げをする方とそれぞれの手があるんですね。
私たちの方でも割り手を育てる努力はしているのですが・・・。
日本特有のものが失われていくのは寂しいことです。続けて頂けることはとてもありがたいことです。
続きまして、先ほどの時点ではまだ2枚分の厚さで作業していますので、次に割れたものを1枚分の厚さに薄く『へぎ』ます。
へぐ?これから更に薄くするんですか?
はい。
かなりの薄さですね。うわ、軽いですね!これを皆さんにどうやって表現しようかと悩むくらいの凄さですね。
いやいや。骨ができましたので次に『仮張り』といい、後から捨ててしまう紙に骨を貼ります。これでだいたいうちわの大きさ・設計・骨の本数・柄の形を把握します。
はい。