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「壇信徒の話」
一日目は足場も良く、予定を一ヶ寺多く第七番「十楽寺」まで参拝し、第六番の「安楽寺」で泊めていただく。道すがらいろいろな遍路さんと出会う。徒歩の方、一人自転車で、三ヶ寺ぐらいは同行のよう。女子学生の二人連れ、宿はお寺の境内でテントを張り野宿。一人旅の外人、裸足での修行。皆さんそれぞれの思いを持っての巡礼か。夜のお勤めを一緒にさせていただき、住職の畠田秀峰師説法を受ける。なかなかユーモアたっぷりで一日の疲れも癒される。
二日目となると、お寺の場所もだんだんと山も深く険しさを感じつつバスは木立とせせらぎの中、ガードレールもない山道を一杯我が物顔で。冷や冷やしながら運転手さんにお任せ。一つ間違えれば下の川へ、さすがの運転手さんに、皆拍手喝采。地元の車の接待心に感激、手前の広場で待っていてくれる。
大師さまが今居られたら、「このような静かな景色の中に風景をぶちこわすような物体を持ってくるな」と言われたと思う。
ガイドさんの案内で、「これからは大型バスは無理。マイクロバスに乗り換えて下さい」との案内。