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「壇信徒の話」
三日目は六時より、朝
のお勤めを一緒にさせ
ていただき、住職さんの
大栗光栄師の説法を
受ける。どうも頑固一徹
の和尚さんの感じがす
るが、玄関で我々を最
後まで見送 りをしていた
だいた。今日は足取りも重くなるのではと思っていたが、なかなか皆さん元気。家内も扁平足で、足が痛く なるとことと、階段を降りるのが苦手なのに、昨日までは不思議と機嫌良く歩いている。日本一のロープウェイで第二十一番札所「太龍寺」へ。下を見れば、身の毛も逆立つ思いの上空に我々を運んでくれる。ロープウェイも終わりにさしかかった右側に、大師が百日間修行された舎心獄の大師像をいただきながら、ロープウェイを降りると参道入り口になり、立派な本堂が石段の奥にそびえている。先人達はこの山奥にどのようにして建立したのか、ただおどろくばかり。今ならヘリコプターで運ぶしかない。