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僧侶に成る為の儀式
  先ずは戒師のお経三禮
(佛、法、僧に帰依するお経) から始まり次に表白文(ひょうはくもん)の奉読、続いて戒師が授者に「おさとしの言葉」を頂戴しました。 内容は全てにおいて公開出来ませんので、一部を掲載致します。
先ず人に生まれて来た喜び、そして出家に至る功徳は須弥山(インドに有る非常に高い山)よりも高く、深海よりも深い、そしてその徳は末代にも及ぶで有ろう、といった内容のおさとしが有りました。そして本日の得度式に対して数々の方々に感謝の気持ちを込めて礼拝が行われました。 先ずは御本尊様に、次に三宝に、そして国王に、最後に今まで自分を育てて頂いた父母に礼拝を済ませ、戒師より「灌頂」かんじょうと言う儀式が始まります。この灌頂はインドの国王が世代交代の時等に行った儀式をそのまま取り入れたもので、戒師が授者の頭に「浄水」を三度頂きます。灌頂が済むと次は「剃髪(ていはつ)」僧侶は何故頭を剃るのか、と申しますと、一切の飾りを落としひたすら三宝に帰依する為です。