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ここより少し先の薄暗くなった急坂の山道に入ると、何やら少し不気味な変わった植物がいっぱい咲いています。まむし草という名前だそうですが、なるほどと思いました。その中を30分ほど上ると古刹寺らしく堂々とした最尾碕仁王門です。
宿坊と、新しく東寺ユースホステルが出来ていて快適でした。宿所にはだいたい4時から6時までに着きます。玄関に着いて一番にすることは「今日一日お世話になりました。」と、お杖をきれいに洗って部屋の上座(床)に管傘と一緒に納めることです。そして休む間もなく今日一日着ていた汗まみれの洗濯です。部屋につるして翌朝これを身に着けます。(もし雨などで乾いていないときはドライヤーで乾かします。)それからお風呂、食事を済ませ、足の手当や、明日の用意をして9時には夢の中です。4時半起床です。
二十五番津照寺は津寺と呼ばれ親しまれているそうです。
二十六番金剛頂寺へ最初は緩やかな坂でしたが後半はかなりの急な坂が続きます。ここを打ち終え室戸から奈半利へ入ると海岸に大きな岩場が続き、番外霊場弘法大師霊跡があります。ここに霊石の大岩があり、その窪みの中の霊水をじっと見つめると、不思議にも時計回りに旋回していました。ここは大師が法衣を清められた跡と言われているそうです。